2016年10月~2017年5月にかけ、ダナン建築大学にて2016年度のTAKARAゼミの授業を行いました。今年度のゼミでは、実習課題として世界遺産の街ホイアンの中心にあるKAZIK公園のレストルームを改修致しました。この課題のポイントは「観光地に適した利便性の高いレストルームの設計」と「ToiletをRestRoomであると捉えること」にあります。

①「観光地に適した利便性の高いレストルームの設計」
改修前のトイレは衛生的でない為、観光客が利用するのをためらう状態であった。ホイアンは世界遺産であり、女性に人気のある観光地であるからこそ、不衛生なトイレが原因で再訪率が下がる可能性は大いにある。また、障がい者や小さい子供を連れた女性が利用するための設備も整っていなかった。そこで、日本式で清潔で衛生的なレストルームを設計し、障がい者用のレストルームやベビーチェア、スロープを取り入れることで、老若男女が快適に利用できるレストルームを完成させた。

②「ToiletをRestRoomであると捉えること」
レストルームがあるKAZIK公園は、全く手入れがされておらず、観光客が休める場所ではなかった。そこで公園の奥に滝を設置し、観光客が涼を取れるように改修。レストルームを含めた公園全体を休憩の場として機能させた。