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Recruit

社員インタビュー

やりたいことを伝えると、
道が拓ける
部下の道も拓いていきたい

2013年度入社 工事部 (課長)
西ヤンゴン工科大学卒業

Profile
現場監督を務めながら課長職として部下の管理も行う。また、施工図の作成も担当。 母校である西ヤンゴン工科大学とTAKARAの関係構築にも携わる。

日本留学中の縁が、TAKARAに繋がった

日本の技術の素晴らしさを子どもの頃から感じていました。ミャンマーの西ヤンゴン工科大学で土木を専攻し、更に、日本の技術を学ぶ為に留学という道を選びました。最初は日本語を習得するために語学学校に通っていたのですが、私が西ヤンゴン工科大学を卒業したことを知っている友人に、TAKARAという会社があると教えてもらい、紹介して頂きました。そして、TAKARAで初めてミャンマー人エンジニアとして入社しました。

口で動かすのではなく、気持ちで動いてもらう

現在は、エンジニアとして現場監督を務めながら施工図を作成することもありますが、課長職としてミャンマー人の部下の管理マネジメントも担当しています。 日本とミャンマーでは言語や文化は違いますが、考え方が似ていると感じることがあり、人に対する思いや態度などはあまり大きなズレを感じません。 部下の指導方法は、口先だけでは上手くいかず、言葉でどう伝えるか、気持ちをどのように同じ方向にもっていくかが重要です。特に意識していることは、話をよく聞くこと、自分の経験を話すことです。何かに失敗することは、その失敗を二度と繰り返さないための経験になっていきます。本人の失敗からも学びは大きいですが、私自身の失敗は、部下たちの経験にも繋がっていくと考えています。

やりたいことを伝えたら、将来の自分が見えてきた

入社当時、私は工事部で初めてのミャンマー人でした。弊社は、技術や教育の面でベトナムとの交流が進んでいたので、ミャンマーでも同じように日本の技術や設備、衛生の教育ができたらと思うようになりました。そこで、母校である西ヤンゴン工科大学でも教えることができないかと社長に相談したところ、そのプロジェクトが始動しました。将来の自分が見え、道が拓けたと感じました。私だけでなく、将来日本で一緒に働くミャンマー人たちにも、私と同じような道を作っていきたい。今はそんな風に考えています。

ミャンマーでTAKARAゼミを再開するために

今の仕事にとてもやりがいを感じています。自分で手を動かして施工図を書くこと、現場監督や部下をマネジメントすること、どの仕事も同じくらい重要です。今後は、ミャンマーのリーダーとして、ミャンマーや日本で働く人たちを増やしていきたいと考えています。部下には、母校である西ヤンゴン工科大学の卒業生もいます。クーデターが起きる前までは母校でTAKARAゼミの準備を進めていましたが、今後どうしていくかは難しい課題です。いつか再開できることを願いながら、今できることを実行するのみです。

新しい仲間へのメッセージ

ここにはエンジニアとしての学び、管理者としての学び、人としての学びがあります。 一つ一つの学びを自分のものにしていってください。